検索

人工関節とは

手術の流れ

1. 手術前


患者さんと主治医の相談により、患者さんにとって人工肘関節全置換術が最も適切な治療法であると結論が出たら、手術の日程を決めます。

手術を受ける前には、いくつかの準備が必要です。例えば、主治医は、最初に診察した医師が身体検査を行っているかどうか、質問することがあります。これは、糖尿病や高血圧など他の健康上の問題をチェックし、手術前に治療する必要があるかどうか、確認するためです。

主治医や他の医療スタッフは、入院中の準備事項や手術後の訓練などについて説明を行います。

2. 手術当日


手術当日、手術を受けない方の腕に静脈チューブを挿入し、手術に必要な薬物や輸液を点滴します。それから手術室に行き、麻酔を受けます。麻酔の効果が現れたら、手術を受ける側の肘を特殊な溶液で洗浄し、滅菌します。

3. 手術


手術は、まず肘の皮膚切開から開始し、肘関節を露出します。特殊なガイドや器具を用いて、上腕骨の下部や尺骨の上部を切除し、インプラントを挿入できるように準備します。次に、インプラントを挿入し、特別な種類の骨セメントで固定します。この人工関節の二つのインプラントを連結しピンで留めます。

人工関節がうまくはまっているか、きちんと機能するか確認した後、切開部を縫合しドレッシングで覆います。肘の関節炎の症状や損傷の程度にもよりますが、通常、手術は1〜3時間かかります。

創部を滅菌包帯で巻いた後、患者さんはリカバリー室に運ばれ、注意深く監視されます。麻酔が切れるに従い、徐々に意識がもどります。最初に、看護婦は肺をきれいにするために、咳をしたり、深呼吸をするよう勧めます。

手術をした腕には副木をあて、痛みと腫れを抑えるために氷バックを巻くこともあります。再び、鎮痛剤を投与し、意識が完全にもどったら、病室にもどされます。

4. 手術後


病室に戻ると、新しい人工肘関節周囲の筋肉を緩めるための穏やかなリハビリ計画を開始します。手術当日にベッドから起き、数歩、歩くことを勧められます。痛み止めは必要に応じて受け続け、手術から約2日後には包帯を取ります。

術後の状態にもよりますが、入院は通常2〜3週間程度でしょう。数週間は、手術した肘に熱感があり、敏感になる可能性があります。退院前に、理学療法士から、回復に必要なリハビリ運動のやり方についての指導があります。

手術が成功し痛みやこわばりが取れれば、主治医の指示に従って、通常の生活のいくつかは再開することができます。しかし、回復期にある間は、手術した腕で0.45kg以上のものを持ち上げてはいけません。完全に回復してからも活動にはいくつかの制限があります。

人工肘関節全置換術を受けた患者さんは、ハンマーを打ったり、重いものを持ち上げたり、繰り返し持ち上げる動作をしたり、肘を強く引っ張るような活動は避けなければなりません。主治医は、2.25kgを超えるものは決して持ち上げないように忠告します。詳しくは主治医のリハビリプログラムに従います。


ジンマー バイオメット Copyright(C) Zimmer Biomet G.K. All Rights Reserved. .